この記事を書いてる人
- 数字が苦手・家計簿続かない・どんぶり勘定なスボラ主婦が執筆
- 資産運用歴1年
- 50才までにサイドFIREを目指してお金の勉強中
- 小学生・幼稚園児2児の母
NISAを安心して始められるように、詳しく教えてほしい!
まずは、ここでNISAのことをちゃんと理解してNISAデビューの準備をしよう!
この記事を読めばNISAとは何か?がわかり、始めてみよう!と思えるはずです!
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
NISAってなんだ?
NISAとは『少額投資非課税制度』といって
投資の利益に税金がかからない制度 のこと。
そもそも、株式や投資信託で得られる利益には税金がかかるよ。
税金について詳しくはこちらも参考に。
-
参考今さら聞けない 投資信託ってなに?
続きを見る
ってことは、
投資で10万円の利益が出たとすると、そのうちの約2万円は税金に。
実際に得られる金額は8万円ほどということになるね。
NISA制度を使うと、この税金がかからないということなんです。
10万の利益をまるまる受け取ることができるよ!
NISAは口座の種類
NISAは証券口座の種類の一つです。
証券口座には、一般口座と特定口座の2種類があるんだけど
それに加えて税金がかからないNISA口座ができたんだね。
NISA制度は、一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAがある
※2023年2月現在
NISA(一般NISA)とつみたてNISAの違い
- 一般NISAでは株式・投資信託が買えるのに対して、つみたてNISAは投資信託のみ
- さらに、つみたてNISAで買えるのは金融庁のお墨付きの投資信託のみ
- 毎年、新規で買い付けができる投資額は、一般NISA120万。つみたてNISA40万
- 非課税期間は一般NISA5年に対し、つみたてNISAは20年。
何もせず5年目が過ぎると、自動的に課税口座に移されるよ。
ただ、一般NISAは手続きをすることで非課税期間をもう5年延長する(ロールオーバーと言う)こともできるよ。
ジュニアNISA
一般NISAの子どもバージョンといった感じだけど、大きな違いは、払出制限があること。
一般NISAもつみたてNISAも、いつもでも現金として払い出すことができる。
だけど、ジュニアNISAは、子どもが18歳までは現金として払い出すことができないんです。
我が家も、これがネックでジュニアNISAは使ってなかったんですが
2023年でジュニアNISA制度が廃止されることに伴って
2024年以降は払い出し制限がなくなるとのこと!
NISAのメリット・デメリット
NISAのメリットは、やはり何といっても利益に税金がかからないことですよね。
本来なら約20%持っていかれてしまう税金が、まるまる受け取れるというのは大きいです。
なので、投資をするならNISA口座を使わない手はないと言えるのではないでしょうか?
NISAに限ったことではありませんが、投資に100%はありません。
なので、当然元本割れしてしまう可能性も0ではないということは、頭に入れておかなければなりません。
もう一つ、デメリットとして
損益通算ができない ということが挙げられます。
例えば
課税口座の中で、株式Aで50万の利益が出たとします。
しかし、株式Bでは60万のマイナス(損益)となってしまいました。
この場合、株式Aと株式Bを合わせていくら利益が出たのかを計算し、その利益に対する税金が課せられます。
ここでは、結局トータルで10万のマイナスなので、税金はかかりません。
さらに、この10万のマイナスを翌年(3年先まで)に、この課税計算に繰り越すことができます。
ただ、NISAの場合は、こういった損益通算ができないんですね。
NISA口座で買った株で20万のマイナスになってしまっても、そのマイナスを他の課税口座の利益と合わせて計算することはできません。
このように通常は、もし投資でマイナスが出てしまった場合は、税金を減らすのに利用できるのですが
NISAでマイナスになってしまった場合は、どうしようもありません。
元本割れのリスクを避けるなら
一般NISAよりも長期のつみたてNISAのほうが安心だね
初心者にオススメはつみたてNISA!
一般NISAとつみたてNISAは、どちらか一つしか利用することができません。
初心者さんにお勧めするのは、つみたてNISAです。
つみたてNISAは、非課税機関が最長20年ということからもわかるように、
長期間投資のためのものです。
経済っていうのは、長~い目でみると右肩上がりに成長していくものなんです。
これまでの歴史をさかのぼってみても
短期的に上がったり下がったりを繰り返しながら、成長をしてきました。
リーマンショックやコロナショックのような下落があっても、また回復し成長を続けていくものなんですね。
なので、一時的に株価が下がってしまっても、持ち続けること。
10年、20年単位で持ち続けることがリスクを低くすることにつながります。
このことから、長期投資を目的としたつみたてNISAは初心者向けであるとも言えますね。
これってズボラにぴったりだよね
そして、つみたてNISAで買い付けることができる投資信託は、
金融庁が定めた条件を満たす商品のみに絞られています。
初めて投資をする人にとって、多くの投資信託商品の中から
どの商品がを選んだらいいのか難しいですよね。
あらかじめ、比較的安心して買える商品だけに絞っておいてくれるのは初心者にとってありがたいですね。
つみたてNISAの始め方
では、つみたてNISAの始め方をざっくり説明しますね。
- 証券口座を開設する
- 積立金額を決める
- 投資する銘柄を決める
- 積立設定をする
おおまかにこんな流れになります。
それぞれについて、別の記事で詳しく解説していきますので、お楽しみに!
また、2024年から始まる新NISAについてもお伝えしていく予定ですが、
まだNISAを始めていない方は現行NISAをまずは始めることをおすすめします。
まとめ
実は私もちゃんと理解してなかったNISAの正体。
よくわからないまま投資を始めるのは危険だし、不安ですよね。
ちゃんと理解できたらもう大丈夫!
資産形成を始めていきましょう。